今日は、お店の看板誕生についてのお話を少し。
去年の10月に、予てからのお付き合いのある仏師さんのおうちに遊びに行った時のこと、
「お店の看板を作りたい」「字を彫って作りたい」
とぼくは仏師のKさんに伝えました。
しかもぼくが作りたいと言ったのは、字の真ん中が、字の縁から中央に向かって盛り上がっている「タイコ」と呼ばれる看板の彫り方。
(銀杏の木は柔らかいので、タイコの彫刻は突起部分をとばさないように彫るのがとっても難しい…らしい・・・)
Kさんは、「難しいだろうから、彫ってやる。」と。
それから
看板の文字は、鉛筆とペンでリンダが下書きして、Kさんが彫る。
それで、およそ2週間後に2枚の看板が完成。
何よりも、この手彫りの看板が
1ヶ月も経たないうちに仕上がって建設されたことに感謝。また、
看板をこの地に建てさせてもらっている事や、
屋根を取り付けてくれた大工のMさんと、
強い風が來ても倒れないように支持の工事をしてくれたM社長にも感謝します。
Kさん、
おかげさまで、生きてます。
今年はお米、沢山作れるようにはたらきます。
6年前に手に入れた銀杏の木、
日の目を見るときが作れた!
うれしい〜。
熊至朗